2月22日(木)に開催されたCloudGarage Deep Meetup in Sapporoに参加しました。
CloudGarageは、NHNテコラス社が提供するクラウドサーバーサービス(IaaS)です。
https://cloudgarage.jp/
お声がけいただいて、僕もLTでちょこっとお話しました。
タイトルは「CloudGarageのベンチマークテスト」で、資料はこちら。
新しいサーバーに触るときは、何はなくともベンチマークテスト!
いつも使っているツールunixbenchとdbenchによるベンチマークテストを行って、AWS EC2、IDCFクラウドのサーバーと比較してみました。
予想していたよりもかなりよい値が出て正直驚きでしたが、スペックを上げたときや、これからユーザーが増えてサーバーが「混んでいる」ときにどうなるかはちょっと気になるところではありますね。
それでも、「性能にはかなりこだわっている」とのことで、おそらく問題ないのでしょう。
その後、他の参加者の方と
「ディスクが低レイテンシなのは、ネットワークストレージではなく、物理ホストに搭載しているディスク(AWS EC2のインスタンスストレージのような)を使っているからじゃないか?」
「リソースプランで複数台のサーバーを使用するとき、別の物理ホストで起動するか?(例えばロードバランサーで2サーバーに負荷分散するとき、同じ物理ホストで起動していると耐障害性が低い)」
といった話題になり、その後の懇親会で質問したところ、きちんと答えてもらえました。
※公表していい情報かどうか確認し忘れたので、その回答はここには書きませんが。。
現時点では、
- 料金は月額固定、時間課金なし。
- 一度作成したサーバーのスペックは固定。(変更時は複製で)
- ディスクイメージのバックアップはサーバーを停止しないとできない。
ということで、実質的にはIaaSというよりはVPSかなと。
個人的には、稼働したままディスクイメージのバックアップを取れないサーバーを本番環境で使うのはナシですが、検証環境としての使用や、VPSと同じだと割り切って使うぶんには問題ないかと思います。
NHNテコラス中村さんから「少人数のエンジニアとディープに熱くお話ししたかった」というあいさつがあったとおり、参加者や中の方とざっくばらんに「ディープな」お話をできて楽しかったです。
ありがとうございました!
また生まれたばかりのサービスで、これからの機能追加・改善に期待します。
(2018.3.6追記)
CloudGarageのTECH & SUPPORT BLOGにイベントレポートが掲載されました。
・寒さも吹っ飛ぶアツさ!CloudGarage Deep Meetup in Sapporo イベントレポート
https://tech.cloudgarage.jp/archives/4863