JAZUG札幌に参加しました。

4月17日(木)、JAZUG札幌第2回勉強会に参加しました。

JAZUGはマイクロソフト社によるクラウドサービス「Microsoft Azure」のユーザーグループです。
Microsoft Arureは今年2月に日本国内のデータセンターが開設され、今後、とくにWindows ServerやSQL Serverを使用するようなシステムでは、利用が増えていくと思います。
東日本(埼玉)だけではなく、西日本(大阪)にもデータセンターがある、というのも、西日本のユーザーにとってはメリットが大きいですね。
Azureは今まで触ったことがなかったのですが、そろそろも調べておかないと、ということで勉強会に参加しました。

今回のテーマは「触れて学ぼう!Microsoft Azureを使ってハンズオン!(webサイト編)」。
Visual Studio 2013でASP.NETのWebアプリケーションを作成(といってもテンプレートをそのまま)し、Azureの「Webサイト」にデプロイしました。
「Webサイト」は、デプロイするだけで簡単にWeb公開でき、オートスケール機能やステージングと本番のSWAPなどの機能をもちます。
AWSでいえば、Elastic BeanStalkにあたるでしょうか。

Visual Studio上のメニューからポチポチするだけで、クラウド上の必要なインスタンスを起動し、簡単にWebアプリケーションをWeb公開できてしまいます。
Visual Studio 2013の新機能として、「Webサイト」だけではなく、「仮想マシン(AWSでいうところのEC2)」を起動してデプロイできるようになったとのことです。

アプリケーション開発者にとってアプリケーションのデプロイは大変な作業でしょうから、Visual Studioの操作だけで簡単にデプロイできると、運用コストが下がりますね。

なお、Visual Studioがない参加者には、リモートデスクトップを使用した仮想Windows Server 2012の環境が提供されました。
10人ぐらいで同時に使用していましたが、動作の重さは感じず、サクサク動いていました。

その他、講師の方による補足説明をメモ。

  • 最新情報はAzureポータルページ https://azure.microsoft.com/ja-jp/ の「コミュニティ」>「サービスの更新情報」で参照できる。
    • 現在は英語のみだが、まもなく日本語で公開される。
  • 仮想マシンのWindows Serverは7分以内に起動する。Linuxはもう少し早い。
  • Traffice Managerを使うと、広域の負荷分散ができる。
    • 地理的にアクセス元に一番近いサーバーに振り分けられる。
  • Webアプリの認証方法として、Active DirectoryやOffice 365のアカウントを使用できる。

ということで、初めてMicrosoft Azureに触れました。
今後も追いかけていきたいと思います。

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