HTTP監視サービスPingdomについて

(2015.3.6追記)
この記事を書いてから、Pingdomの料金や設定画面が変わったため、2015年3月時点の情報で新しい記事にまとめ直しました。

・HTTP監視サービスPingdomについて(2015年3月版)
https://inaba-serverdesign.jp/blog/20150306/pingdom_201503.html


最近、クラウドの監視サービス、ログ管理サービスについて調査する機会がありました。
安価で使い勝手のよいサービスがあることがわかったので、ここにまとめておきます。

まずは、HTTP監視サービスPingdomについて。
※下記は、2013年8月末時点の情報です。

isdPingdomの機能

Pingdomは、Webサイト・サービスに対してHTTP(S)によるヘルスチェックを行う死活監視サービスです。
https://www.pingdom.com/

  • 欧米各地にある複数の監視サーバーから監視対象のURLに対してアクセスし、異常を検知した場合は、あらかじめ指定したEmailアドレスや携帯電話(SMS)にアラートを通知します。
  • TwitterのDMやiOS, Androidアプリへのアラート通知も可能です。
  • 監視間隔(分)、異常を検知してからアラート通知するまでの時間(分)、異常を検知した場合のリピート通知間隔(回数)、復旧した際の通知の有無を指定できます。
  • レポート機能で、レスポンスタイムを確認できます。
  • 監視対象となるサーバー側の設定は不要です。

ヘルスチェックの設定画面。
pingdom_editcheck

レスポンスタイムのレポート画面。
pingdom_responsetime

ヘルスチェック施行結果のレポート画面。
欧米各国からヘルスチェックを実施していることがわかります。
pingdom_testresult

isdPingdomの料金

https://www.pingdom.com/pricing/

  • 無料のFreeプランでは、監視対象1箇所のみ、月20回までのSMSアラート通知、無制限のEmailアドレスへのアラート通知が可能です。
  • Personalプランでは、$9.95/月(現在は割引中で$6.96/月)で、監視対象10箇所まで、月20回までのSMSアラート通知、無制限のEmailアドレスへのアラート通知が可能です。

(2015.1.22追記)
2015年1月現在、PricingのページにはFreeプランがなくなっていますが、以下のFree signupのページからは、監視対象1箇所のみのFreeプランを利用できるようになっています。

・Pingdom Free Signup
https://www.pingdom.com/free/

こちらからの登録ですと、クレジットカードの登録なしで利用できます。

isd死活監視ツール導入の注意点とPingdomの長所

Webサイト・サービスの死活監視については、下記の障害も考慮することが望ましいです。

  1. 監視ツールプロセスのダウンもしくは監視ツールを設置したサーバーの障害
  2. Webサイト・サービスや監視ツールの上位ネットワークの障害

1.については、せっかく死活監視を行っていても、いつの間にか監視が止まっていては、障害が発生しても気づくことができません。
監視ツールを冗長化する、もしくは監視ツールそのものを死活監視する必要があります。

2.については、監視対象のWebサイトと同一のプライベートネットワーク上で監視ツールを動かしていた場合、その上位のインターネット接続までのネットワークのどこかで障害が発生したときに、ユーザーからはWebサイトにアクセスできないのに、監視ツールは異常を検知できません。
そのため、Webサイト・サービスを設置してあるネットワークの外部からも死活監視を行うのが望ましいです。

Webサイト・サービスで使用しているインターネット回線やクラウド・VPSサービスが、例えば、、、

  • フレッツを使用しているなら、フレッツ以外の箇所からも監視する。
  • AWSを使用しているなら、異なるリージョンやAWS以外の箇所からも監視する。
  • さくらのクラウド・VPSを使用しているなら、さくら以外&OCN以外のプロバイダの箇所からも監視する。

とすると、より安心です。

死活監視ツールとしては、日本ではNagiosやZabbixを使うことが多いと思いますが、運用保守サービス専門業者でもない限り、上記を考慮して複数の拠点に監視ツールを設置するのはなかなか大変ですね。

Pingdomは欧米の複数拠点からヘルスチェックを行うので、上記の問題をクリアできます。
月1,000円ぐらいで10箇所まで監視できるのはかなり安いといえるのではないでしょうか。
また、レスポンスタイムを確認できたり、SMSでケータイにアラートメールを送信できるのも便利ですね。

サーバーリソース監視やHTTP(S)以外のサービスの詳細な死活監視はNagios, Zabbixや今後紹介するクラウド監視サービスNew Relicなどを使用して、外部からの死活監視はPingdomで行う、というように併用するのもよいと思います。

1アカウントで1箇所、無料で監視できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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