さくらのクラウドが東京第2ゾーンを開設

2020年8月、さくらのクラウドが、東京リージョンに「東京第2ゾーン」を開設しました。

・東京リージョンに新ゾーン「東京第2ゾーン」を開設しました – さくらのクラウドニュース
https://cloud-news.sakura.ad.jp/2020/08/20/new-zone-tk1b-release/

石狩第1、第2ゾーンはデータセンター棟が隣接していますが、
「今回開設した東京第2ゾーンは、東京圏内にありながら既存の東京第1ゾーンとは数10km程度離れた、完全に設備を共用しない全く別のデータセンタ」
とのことです。

リージョン内で冗長化を図りつつ、ネットワークの遅延はできるだけ抑える、という方針ですね。
 


これにあわせて、さくらのクラウドでは、東京第2ゾーンで利用可能な2万円分(最大5万円分)のクーポンが発行されるキャンペーンが開催されています。

・東京第2ゾーン提供開始キャンペーンのお知らせ – さくらのクラウドニュース
https://cloud-news.sakura.ad.jp/2020/08/20/promotion-sakuracloud_tokyozone2/

なんと、新規アカウント作成者のみならず、既存アカウント保持者も対象とのこと!
さっそくキャンペーンフォームから申し込んだところ、翌営業日の午前中には、クーポンコードを記載したメールが届きました。

クーポンの有効期限は「ご登録開始日から2ヶ月間有効」とのことですが、8月21日にクーポンコードを登録すると、、


 

有効期限は9月30日でした。

「ご登録開始日から2ヶ月間有効」というより、「ご登録の翌月末日まで有効」としたほうがわかりやすいような。。
それなら、9月1日にクーポンコードを登録すればよかった!
、、、とは思いましたが(笑)、2万円分もタダで使えるのです。
ありがたく検証に使わせていただきます!

キャンペーンのニュースリリースにも記載がありますが、クーポンは、東京第2ゾーンのリソースのみに適用されるので、注意しましょう。
 


さくらのクラウドの、各ゾーンの開設時期を調べたところ、次のとおりでした。

ほかのクラウドもそうですが、新しいゾーン(=新しいデータセンター)は、新しいハードウェアを導入して、それまでの運用ノウハウも投入されるせいなのか、既存ゾーンに比べると、仮想サーバーの性能も少しよくなるような印象があります。

※開設直後は、ユーザーが少なくて「空いている」ことで、性能がよくみえることもあるかもしれませんが。

既存のデータセンターでも、ハードウェア交換時は新機種が投入されているのでしょうが、古いハードウェアに当たる可能性もありますよね。

ですので、特にこだわりがなければ、(新ゾーン開設直後は、トラブルが発生していないか少し様子をみたうえで)、できるだけ新しいゾーンを利用したほうがお得だと思います。
 

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